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楽器を作ろう!:2009年11月18日

インブリッジピックアップ作り直し。

前回作ったピックアップは3弦のみ出力が小さく、弦高がやけに高くなってしまっていたので、新しく作り直した。

圧電素子を切り分けるときになるべく同じ大きさになるように、さらに板に貼る際には、弦の真ん中になるように、全て同じ向きにしてみた。

前回はコマを4つ別々に作ったが、今回は切ってない。どちらが良いのかは判別つかぬ(笑)ただ、ライブの時、サドルから弦が外れて音が出なくなったので、繋がってるとそういう事がないかもという期待。

一応テストした感じでは、ちゃんと音拾っているが、それぞれ微妙に音質が違う気がする。板の振動が場所によって違う為か、接着材の厚みの違いによるものか、またはハンダの量とか、圧電素子の切り分け方とか、原因はいろいろだと思うが、まぁ、いいか(笑)


ということで、こんな感じになった。あとから付け替えが出来るようにネジ止め仕様に。

今回はちゃんと設計して作ったつもりだったのに、やはり行き当たりばったりで改良を重ね、ややこしい事になってます。溝の中に真鍮棒が入ってる。なんで?

前回のピックアップはサドルのコマ以外はあまり音を拾わなかったが、今回のはブリッジ全体で音を拾う感じ。というか、感度が上がったのかな。前のより薄いし。材質も固めなものを使ったし。

なのでブリッジに服とかこすれると音が入る可能性はあるね。


タコゴムギターをひっくり返すと中身はこんな感じ。

ピックアップからアクティブ回路への接続をソケット仕様にすると、簡単に取り外し出来て良いんだけどね。

本体に塗装する。「とのこ」の代わりにジェッソ。


スルーネックだというのが分かるように真ん中はそのまま。

果たして何色になるのか?

投稿者:takomasaru // 2009年11月18日 08:54

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