軟体画家 Tako★MASARU による手作り楽器、手作りアイテム等の紹介

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製作記:ポチっとなボタンにミニジャック!

マクドナルドのハッピーセットでもらったヤッターマンの「ポチっとなボタン」にミニジャックを付ける。

ハッピーセットは全てネジ穴が三角形の特殊ネジが使われていて、通常は開けられない。ということで、ようやく三角ドライバーを入手。さっそく開けてみる。

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結構余裕のあるレイアウトなのでミニジャックが入りそうだ。

ミニジャックはモノラルだけど3端子のものを使用。スピーカーに行っているプラス側の配線を外し、基盤から直接ミニジャックのプラス1へ。さらにスピーカーのプラスとミニジャックのプラス2を繋ぐ。ミニジャックのグランドとスピーカーのマイナスを繋いで終わり。

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こうすると、ジャックにプラグが挿さっていない時はスピーカーから音が出て、プラグを挿すとスピーカーからは音が出ずにライン出力されます。

次にケースに穴を開ける。
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普通に穴を開けても大丈夫だったけど、基盤その他は全て裏蓋に固定されているので、開けるときに面倒くさい。ということでスリット状にしてみた。内側のでっぱりも少々削ってあります。


ということで完成!

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製作記:TAKOAMP

ミニタコアンプを製作。

takoamp01.jpgタコ型に切った合板の内側をさらに切り抜く。12mmの合板なので、もうちょっと細く切っても大丈夫そうだ。








takoamp02.jpgこれを重ねるとタコ型の箱が出来る。この工法だといろんな形のものが出来そう。









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接着し、周りをしっかりヤスリがけしてから、頭の部分をカット。この部分だけ表板に接着剤を塗布してないので奇麗に外れた。ここはあとで電池ボックスになります。

takoamp05.jpgスピーカーユニットは45mm、8Ω、8Wのものを使用。アンプ回路は東芝の5.9Wアンプキット。









takoamp06.jpgということでほぼ完成。左目のつまみはゲイン調整ボリューム。右目がマスターボリューム。ちょっとマヌケな顔だなぁ(笑)








ペイントは息子に任せました。
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パンクですね(笑)

takoamp11.jpg仕上げにニスを塗り、輪ゴムギターと並べてみる。輪ゴムギターと同じ大きさ。

箱の割にスピーカーが小さい。もっと小さいミニアンプを作ろうと思って取り寄せていたものなので、音的にはあまり期待出来ません(苦笑)音量上がるとビリビリしちゃうね。

まぁ、でもエフェクタを通して鳴らすとそれなりな感じで、まずまずでした。






製作記:OCTOPUS MIXER

簡易ミキサーを作ろうと思っていろいろ調べていたところ、こんな回路を発見。

mixer.jpgパッシブ型で電源要らずだし、これなら簡単に作れそうだ。

抵抗の部分にボリュームポットをつけて、チャンネルごとに音量バランスが取れるようにしようと思って実験してみると、どうやらそれはダメらしい。それぞれの抵抗値が同じの時、ちゃんと機能するようだ。


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さらに余計な抵抗を通るので、その分出力も落ちる。ミキサーの後ろにボリュームブースターを挟むのも面倒だなと思い、ちょいと分解してみる。単なるプリアンプ回路なので基盤も小さい。これならミキサー内に入れ込めるかもしれない。せっかくパッシブ型で電源要らずのはずなのに(笑)

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さっそく箱を作り、回路を入れてみる。見事にぴったり。これはいけると思ったのもつかの間、入力側のジャックが外れない(半田が吸いきれず)しょうがないのでジャックはつけたまま、基盤裏側に直接配線。が、何か違う。

このジャック、たぶんステレオタイプでプラグが挿入されると電源が入る仕組みだと思うのだが、どの端子がどこに繋がっているのか、裏側からだと良く分からない。考えられる組み合わせを試してみたが、どうにも挙動がおかしい。やはりジャックは外さないとダメなのか? これにあんまり時間をかけてもいられないので、今回はとりあえず見送る事にし、右写真のようにぽっかりと空間が(苦笑)

まぁ、本来のパッシブ型に戻ったと言えば良いか。これなら最初からもっと小さく設計するべきだったな。

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天板をタコ型に。先日作った輪ゴムギターと同じ大きさにしてみた。ちゃんと音が出るかチェック。音量バランスは楽器側で調整しないとダメだけど、いろいろ音出ししたい時には便利だね。

最後に塗装をして完成。

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製作記:RB-05

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厚み12mmの合板2枚と3mmの合板2枚を型紙に合わせてタコ型に切り抜く。さらに内蔵回路の為の空間を作るために中をくり抜く。今回もスルーネック仕様です。右の写真はとりあえず重ね合わせたもの。まずまずです。指板はネックと同じアガチスを使っているんだけど、色付きの水性ニスで着色し、それらしく(笑)

laboguitar04.jpg回路スペースは最初の段階ではこれくらいだったが、結構行き当たりばったりで作ったので、後々どんどんと削るハメになった。

次回作では、最初から余裕を持って切り抜こう。まぁ、あんまり切り抜くとソリッドボディじゃなくなっちゃうけどね(苦笑)









laboguitar05.jpg laboguitar10.jpgのサムネール画像
ということで接着し、ヤスリがけ。ヘッド部分はギターペグを横から挿す形に。クラシックギターとかと同じような作りにしてみた。

laboguitar06.jpg息子にボディー下地を塗ってもらう。本人の希望で黒に。スルーネックだと分かりやすいように真ん中にはマスキングテープを貼って、絵の具がつかないようにした。






laboguitar07.jpg結構ムラムラだったので奇麗に仕上げた。後でまた上から描いてもらうので良いだろう。














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さっそく弦を張り音出ししてみる。今回のピックアップはブリッジの真下に円盤状のピエゾピックアップをそのまま貼ってみた。そのせいか出力がかなり大きい。さらにボディに触っただけでも音を拾ってしまう。ボディに直接ピックアップを貼ったのと何ら変わりない感じだ。

ブリッジとボディの間にゴムを挟んでみたが、結果はさほど変わらず。このままでもいいかなと一瞬思ったが、やはりブリッジごと作り直すことに。

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RB-04と同様にサドルのコマの下(矢印部分の隙間)にピックアップを貼ってみた。ただし、1弦ずつ分割はせずに円盤状の天地を若干カットしただけ。これだけでも、ボディの音はかなり拾わなくなった。ただこの工法だとブリッジ自体が高くなり、弦高が高くなってしまう。もう少し改良が必要だ。

laboguitar14.jpg最後に息子に今一度着色してもらう。いつもなら、おいらが色を選んだりするんだけど、今回は完全に羅芳さんにお任せ。












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なんか一気にポップな感じになった。やはりこういうのは子供にはかなわないね。


完成品の詳細はこちら参照してください→完成品:エレキ輪ゴムギター RB-05

製作記:TAKO-3

tako3seisaku00.jpgTAKO-3を作るにあたって、Illustratorでまずはデザインしてみた。ZO-3から採寸し、概ね正確に描かれてる。

最初の設計段階では、拡張スロットがなくて、その位置にはテルミン回路を入れる予定だった。

なのでアンテナの位置も反対になっている。

ボリュームつまみが3つあるのが、何のためか思い出せない(苦笑) 内蔵スピーカーのボリュームのつもりだったのかも。






tako3seisaku12.jpgIllustratorで作ったものをアウトラインだけにしてプリントアウト。元のZO-3ボディよりもタコ足の分だけ幅が大きい。








tako3seisaku01.jpg型紙を元に合板を切り抜く。厚み12mm×2枚、9mm×3枚、5mm×1枚の計6枚を張り合わせる。

それぞれ形が違うのは、組み合わせた時にアンプ回路とか、バッテリーボックスなどが、うまく入る場所を作るため。

まるでパズルをやっているようで、どう切り落とそうかと、いろいろ悩んで、でもそれが結構楽しかった。







tako3seisaku02.jpg接着前にとりあえず、全部入るかチェック。ほぼ思惑通りに収まった。

が、配線分を考えていなかったので、さらに切る事になった。最終的に表板以外はタコの原型をとどめていない(笑)













tako3seisaku03.jpgTech社のマイクロミキサーを分解。これを無理矢理内蔵するために若干基盤を削った。それでもギリギリだった。設計段階では、もうちょっと楽に入るはずだったんだが。







tako3seisaku04.jpg大体出来たので接着。板の順番とか間違ったら大変。それとずれないようにクランプでしっかり押さえる。

接着している間に他の細工をする。






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ZO-3のヘッドの形がいまいちなので、ちょいと削る。1、2弦を押さえるためのストリングガイドのネジ穴がギリギリ。これ以上は削れない。


tako3seisaku07.jpg接着も完了し、ひたすらヤスリがけ。ヤスリがけ次第で最終的な仕上がりに差が出る。

型紙通りに切ったとは言え、合板それぞれ微妙に形が違う。納得のいく形になるまで結構時間がかかった。





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塗装にはアクリルスプレーを使用。まず白塗り。白塗りすることにより発色が良くなる。赤は特に顕著に差が出ます。まるでシャア専用みたい(笑)

tako3seisaku10.jpg内蔵スピーカー、ミキサー、テルミン用にそれぞれバッテリーを使っているので、配線も多い。もっと細い線を使うべきであった。

もう一度最初からやり直したい(苦笑)






そして、完成!
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完成品の詳細はこちら参照してください→タコナンデス TAKO-3


軟体即興ユニット「タコの唐揚げ」でメイン楽器として使用していますので、見たい方は是非ライブの方に足を運んで頂ければと思います。

タコの唐揚げうぇぶ
http://takomasaru.com/takokara

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