軟体画家 Tako★MASARU による手作り楽器、手作りアイテム等の紹介

実験:パッシブミキサー回路

24日のタコの唐揚げライブの際にミキサーが1台欲しいなと思っていて、安いのであれば3000円程度で買えるんだけど、パッシブミキサーなら作れるかもと、ネットでいろいろ調べていたら、こんな感じの回路図を見つけた。

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100kΩの抵抗が手持ちに無い。ふと目に止まったのが100kΩのボリュームポット。カーボン抵抗の代わりにボリュームポットにすれば、それぞれ音量バランス取れるんじゃないかと淡い期待をしつつ、ブレッドボードに配置。

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さっそく、エレキウクレレと、エレキ輪ゴムギターを繋いでアンプのスイッチを入れてみる。
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おぉ、確かにミキシングされて両方の音が鳴る。

が、ボリュームポットをいじると、片方の音が出なくなったりして不安定だ。いろいろ試しているうちに気がついた。それぞれの抵抗が同じ値の時にちゃんと機能するらしい。ということでボリュームポットである必要がない(苦笑)

でも100kΩである必要もないのかなと思い、手持ちで一番抵抗値の大きい2.2kΩのカーボン抵抗に替えてみた。

mixer04.jpg
実にシンプルで良い(笑)

これでも特に問題なくミキシングはされた。もひとつ試しに100Ωでやってみたら、なんだかちょっと不安定な感じがする。やはりある程度の抵抗値が必要という事か?

その辺いまいちよく分からないけど、とりあえず簡易的なミキサーは作れそうだ。ただ、抵抗を挟む分、出力ががくんと落ちる。ミキシングした後にプリアンプ回路通してやれば良いのか? 各チャンネルのバランスは取れないけどマスターボリュームとして使えるな。

でもミキサーの後ろにギターアンプなんだし、あんまり意味ないか? 

まぁ、やるだけやってみるか(笑)

このブログ記事について

このページは、Tako★MASARUが2010年1月17日 23:18に書いたブログ記事です。

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