DOOR MAT

OCTOPUS DOOR 専用の自動ドアマットです。

★以前のバージョンのドアマットは新シリーズのOCTOPUS DOOR との互換性はありません

アバタがこのマットを踏む、または衝突する事によりスイッチが入ります。
また、通常のスイッチは押すごとに開いたり閉まったりという動作になりますが、
このマットの場合は、踏む度に開く動作になります(RLの自動ドアと同じ動作)ので
ドアが開いている時にマットを踏んでも閉まる事はありません。

■特徴

1:登録出来るドアチャンネルが3つ。両開きの自動ドアなどが作れます。
2:1枚のプリム板で、マットの半分を境に別々のメッセージ(任意設定可)を出す事が出来ます。
3:マットを踏んだアバタの名前をIMで知らせてくれます(オンオフ可能)
4:ディレイタイムが3つまで設定出来ます。
   ◎マットを踏んでからドアが動くまでの時間
   ◎ドアが2つ以上登録されている場合、時間差で動作
5:マットを踏んだ時の効果音(ベル)をオンオフ出来ます。
6:設定スクリプトを使用すると不本意にリセットされても設定が固定出来ます。
  また任意のファイル名の効果音を使用する事が出来るようになります。
7:コンテンツ(中身)にノートカード等を入れるとマットを踏んだアバタに渡してくれます(入口側のみ)


■使い方

 このマットは踏む(衝突)事によりスイッチが入ります。
 ドアチャンネルが登録されていない(出荷時)場合は「ドアチャンネルを登録してください」と表示されます。

 通常タッチでメニューが出ます(オーナーのみ)

 

 「 Rec CH 」:ドアチャンネルの登録
 「 MESSAGE 」:ドアマットを踏んだ際に出るメッセージの編集
 「 GUEST 」:ギフトフォルダ名の編集、来客時IMのオンオフ
 「 Phantom 」:ファントム設定のオンオフ
 「 SOUND 」:効果音のオンオフ
 「 Link/Remote 」:スイッチタイプ変更(初期設定はREMOTE)
 「 DATA LIST 」:現在の設定の表示
 「 HELP 」:このサイトを開きます
 「 OK 」:設定を終了します


■ドアチャンネルの登録:MAIN MENU > Rec CH

 ドアチャンネルとはOCTOPUS DOOR それぞれが持つ10桁ほど(最大10桁)の整数です。
 確認の仕方はこちらを参照してください→OCTOPUS DOOR スイッチモード

 

 「 A_CH1 」〜「 A_CH3 」:数字の順に開いていきます
  (ディレイタイムが0秒なら3枚同時に開きます)

 「 A_CH1 」〜「 A_CH3 」のいずれかのボタンを押すと、入力待ち状態となります。
 登録したいドアチャンネルをチャットから半角英数で入力してください。
 入力ミスの場合は「0」となりますので、もう一度同じ手順でやり直してください。


■ディレイタイムの設定:MAIN MENU > Rec CH

 ディレイタイムとはスイッチが発動してから、ドアが開き始めるまでの時間などを
 遅らせる設定です。すぐに開かせたくない場合などにお使いください。

 

  DELAY_1 → A_CH1 → DELAY_2 → A_CH2 → DELAY_3 → A_CH3

 ◎「 DELAY_1 」はスイッチが作動してからドアが開き始めるまでの時間です。
  初期設定は「0(秒)」なのでマットを踏むと同時にドアが開き始めますが、
 「5(秒)」と設定すれば、マットを踏んでから5秒後にドアが開き始めます。

 ◎「 DELAY_2 」「 DELAY_3 」は、時間差で動かしたい場合などにお使いください。
  初期設定は「0(秒)」となっていますので、3つのドアが同時に開き始めます。


 「 DELAY_1 」〜「 DELAY_3 」それぞれ設定したいボタンを押すと入力待ち状態になりますので、
  チャットから半角英数で秒数を入力してください。入力ミスの場合は「0」となりますので
  同じ手順でやり直してください。


■メッセージの編集:MAIN MENU > MESSAGE

 マットを踏んだ際にメッセージを発声させる事が出来ます。
 1プリムの板で出来ていますが、中心を境に別々のメッセージを設定出来ますので
 入る時は「いらっしゃいませ」、出る時は「ありがとうございました」という風に使えます。

 

 「 MESSAGE_1 」:出荷時の入口側のメッセージになります(出荷時は「 welcome 」)
 「 MESSAGE_2 」:出荷時の出口側のメッセージになります(出荷時は「 thank you very much 」)
 「 on/off 」:メッセージを出すか出さないかを設定出来ます。押すごとにオンオフ切り替わります。

 「 MESSAGE_1 」「 MESSAGE_2 」いずれかのボタンを押すと入力待ち状態となりますので
  60秒以内にチャットから入力してください。日本語にも対応しています。 
  間違えた場合は同じ手順でやり直してください。

 メッセージ自体を出したくない場合は、「 on/off 」ボタンでオフになるようにしてください。
 オンオフの状態はメニューの「 on/off : ON or OFF 」の項目で確認する事が出来ます。
 また切り替えた際にチャット欄に「 MESSAGE MODE = ON 」
 または「 MESSAGE MODE = OFF 」が表示されます。

■ゲストメニュー:MAIN MENU > GUEST

 来客に関する設定が出来ます。

 「 Foldername 」:ギフトを送る際、複数のファイルになる場合のフォルダ名を編集
 「 Gift List 」:ゲストに渡すギフトのリスト表示
 「 IM on/off 」:来客の際のIM通知をオンオフ切り替え

 ◎フォルダ名の編集
  マットのコンテンツ(中身)にゲストに渡したいノートカード等を入れると自動で認識して
  必要なものだけ渡してくれます。この時ファイルが複数の場合はフォルダを作って渡しますので
  分かりやすいフォルダ名に変更しましょう。出荷時は「 GIFT 」となっています。

 「 Foldername 」ボタンを押すと入力待ちになりますので、60秒以内に半角英数で入力してください。
   日本語には対応していません。間違えた場合は同じ手順でやり直してください。

  渡したいギフトがひとつの場合はフォルダを作成せずにそのまま渡しますので
  「 Foldername 」に設定されている名前は無視されます。

  ★渡されたギフトはひとつの場合には、ランドマークであればLandMarkフォルダ、
   ノートカードであればNotecardフォルダという風に各カテゴリフォルダに入ります。

   複数のギフトの場合には、設定された名前のフォルダが作成され
   一番上(My Inventory 以下)の階層に入ります。
   分かりづらい名前だと埋もれてしまう可能性があります。

   またギフトを渡すのは入口側のみとなっていますので、
   出る時にまた同じものを渡すという事がありません。


 ◎ギフトリストの表示
  コンテンツにゲストに渡したいものをドロップすると自動で検知します。
  「 Gift List 」ボタンを押すとチャット欄に現在コテンンツに存在する
  ギフトのタイプと名前をリスト表示します。


 ◎IM 通知機能のオンオフ
  ドアマットを踏んだアバタの名前をオーナーにIMで通知してくれます。記録機能はありません。
  初期設定ではオンになっています。不要の場合は「 IM on/off 」をボタンを押せばオフに出来ます。
  ボタンは押すごとにオンオフ切り替わります。


■ファントム設定:MAIN MENU > Phantom

 ファントムとは実体があっても通過出来るという設定です。
 ファントム設定がオン、テクスチャを完全透明にするとドアマットの存在を知られずにスイッチを作動する事が出来ます。
 また厚みを増やして壁状にすると飛行しているアバタにも有効です。

 ★オブジェクト編集ウィンドウからもファントム設定は可能ですが、
  この場合衝突判定が行われなくなってしまいます。
  ドアマットとして機能させるには、必ずこちらのボタンから設定を行ってください。
  また他のオブジェクトとリンクしている場合は、リンクされている全てのプリムが
  ファントムとなりますので注意が必要です。

 
 「 Phantom 」ボタンを押すごとにオンオフ切り替わります(初期設定はオフ)

 通常のボタンは設定後、すぐにまたメニューが出て、続けて設定が出来るようになっていますが
 このファントム設定ボタンは設定後にメニューが出ませんので、続けて他の設定がしたい場合は
 お手数ですが、もう一度タッチしてメニューを出してください。


■呼び出し音のオンオフ:MAIN MENU > SOUND

 マットを踏んだ際に呼び出し音として「ピンポン」という効果音を収録しています。
 この効果音を鳴らす、鳴らさないの設定が出来ます。

 「 SOUND 」ボタンを押すごとにオンオフ切り替わります(初期設定はオン)

 ★オフ状態になるとメニューが出る時の効果音等も鳴らなくなります(一部オフにならないものもあります)

■スイッチタイプの切り替え:MAIN MENU > Link/Remote

 OCTOPUS DOOR とマットを同期させるスイッチタイプを選択します。

 ◎ Remote:ドアとマットがリンクされていない場合はこちらを選択してください(llListen使用)
       信号が届く範囲は約20mです。

 ◎ Link:ドアとマットがリンクされている場合に使用出来ます(llMessageLinked使用)
     リンクされていれば確実に信号が届きます。

 ★この設定はドア側とスイッチ側で揃える必要があります


■設定スクリプトの使い方

 設定スクリプトを使用する事により、本体が不本意にリセットされても各設定を固定する事が出来ます。

 通常は使う必要はありませんが、以下の場合にお使いください。

 1:販売する際に設定を固定したい。
 2:オーナー(購入者)に設定を変更させたくない(メニューを出させない)
 3:任意名のサウンドファイルを使用したい


 同封されている(出荷時マットのコンテンツには入っていません)「 OCTOPUS DOOR MAT Setting Script 」
 という名前のスクリプトファイルを開くと上部に設定項目があります。
 設定項目を書き換え、マットのコンテンツに入れると設定を読み込み、設定スクリプトの設定が優先されます。

 設定スクリプトがコンテンツに入っていても、メニューから設定を変更する事は可能ですが、
 リセットされた場合は設定スクリプトの設定を読み込み直します。
 また、設定スクリプトをコンテンツから削除すると初期設定に戻ります。


integer A_CH1 = 0; // integer num
integer A_CH2 = 0; // integer num
integer A_CH3 = 0; // integer num
float DELAY01 = 1; // integer num
float DELAY02 = 0; // integer num
float DELAY03 = 0; // integer num
string MESSAGE01 = "Welcome"; // string message
string MESSAGE02 = "Thank you very much"; // string message
string M_MODE = "ON"; // string ON or OFF
string IM_MODE = "ON"; // string ON or OFF
string Foldername = "GIFT"; // string name
string S_TYPE = "REMOTE"; // string REMOTE or LINK
string Phantom = "OFF"; // string ON or OFF
string D_MODE = "ON"; // string ON or OFF
string SOUND = "ON"; // string ON or OFF
string BELL = "bell01"; // string name

 ◎ A_CH1〜A_CH3:ドアチャンネルの登録
  最大10桁の整数で入力してください。なるべくランダムな数値を選んでください。
  負(マイナス)の値にすると、チャットからの指令が出来ませんのでセキュリティ的にアップします。
  入力ミスの場合は「 0 」となります。

  ★3つ全て使わない場合は「 0 」のままで構いません。この時、入力ミスの警告が出ますが無視してください。


 ◎ DELAY01〜DELAY03:ディレイタイムの設定
  小数点以下も指定が出来ますので「0.5(秒)」など、細かい設定が可能です。


 ◎ MESSAGE01(入口側)、MESSAGE02(出口側):メッセージの編集
  日本語も対応しています。必ずダブルクオートでくくってください。

 ◎ M_MODE:メッセージモードのオンオフ
  "ON" または "OFF" と記述してください。"ON" の場合、マットを踏んだ際にメッセージが出ます。
  入力ミスの場合は、初期設定の "ON" になります。

 ◎ IM_MODE:IM通知機能のオンオフ
  マットを踏んだアバタ名をIMにて通知する機能です。"ON" または "OFF" と記述してください。
  "ON" の場合、IMで通知が来ます。入力ミスの場合は、初期設定の "ON" になります。

 ◎ Foldername:ギフトのフォルダ名の編集
  ゲストに渡すギフトフォルダの名前を指定出来ます。
  日本語には対応していません。またギフトアイテムが1つの場合は、フォルダは作成されずに
  アイテムそのまま渡されますので、ここでの設定は無視されます。

 ◎ S_TYPE:スイッチタイプの選択
  ドアとマットがリンクされていればリンクタイプが使用出来ます。
  " LINK " または " REMOTE " と記述してください。
  入力ミスの場合、"REMOTE" 設定になります。

 ◎ Phantom:ファントム設定
  ファントムとは実体があっても通過出来る設定です。
  状況に応じて選択してください。" ON " のとき通過出来ます。

 ◎ D_MODE:メニューモードのオンオフ
  オーナー(購入者)にメニューを出させるかどうかの設定です。
  初期設定は " ON " でメニューが出せる状態になっています。
  " OFF " にするとメニューが出ませんので各種設定が変更出来ない状態になります。
  購入者に設定を変更させたくない場合にお使いください。
  またこのモードは通常メニューからは設定が出来ません。

 ◎ SOUND:効果音のオンオフ
  マットを踏んだ際に鳴るベル音のオンオフ。
  " OFF " にした場合、メニューを出す際の効果音(一部を除く)も出なくなります。

 ◎ BELL:ベル音の編集
  任意のファイル名のサウンドファイルを使いたい場合は、ここにそのファイル名を記述してください。