ディレイタイム機能、リバース機能を使う
信号の発信をずらす事により、複雑な動きのドアを作る事が出来ます。
ディレイタイム機能はマルチスイッチ、ドアマットのみ
またリバース機能はマルチスイッチのみの機能となります
DELAY1→(A1,B1)→DELAY2→(A2,B2)→DELAY3→(A3,B3)
A1とB1、A2とB2、A3とB3は同時発信になります。
ディレイタイムのカウントは信号を発信してすぐに始まります。
ドアが開ききってから次の信号を発信という形ではありませんので注意してください。
■設定方法
ディレイタイムの初期設定は「0」です。この場合、どこに登録しても同時発信されますので
最大6枚のドアが同時に開けられます。
マルチスイッチの場合はメインメニューの「 DELAY-1 」「 DELAY-2 」「 DELAY-3 」
ドアマットの場合はメインメニューの「 Rec CH 」を押すと「 DELAY-1 」「 DELAY-2 」「 DELAY-3 」ボタンがあります。
それぞれボタンを押すと入力待ちになりますので、チャットから秒数を半角英数で入力してください。
入力ミスの場合は「0」になります。何度でも上書き可能です。また小数点以下も入力可能です。
■リバースモード
マルチスイッチのみの機能です。
メインメニューの「 Reverse ON 」ボタンを押すと、タッチごとに信号の発信順を逆転します。出荷時はオフになっています。
★ 正順 DELAY1→(A1,B1)→DELAY2→(A2,B2)→DELAY3→(A3,B3)
★ 逆順 (A3,B3)→DELAY3→(A2,B2)→DELAY2→(A1,B1)
これを交互に繰り返します。逆順時のディレイタイム1はありません。
解除するにはメインメニューの「 Reverse OFF 」ボタンを押してください。
■応用例
閂(かんぬき)のある扉などが出来ます。かんぬきの部分をスライドドアで作り、回転ドアにリンクします。
この時回転ドアがルートになるようにしてください。
スイッチにタッチして、まずかんぬきが動き、遅れて回転ドアが開くようにディレイタイムを設定します。
この場合、扉が閉まる時は逆の動きになるので、自動で閉まらないようにしてリバースモードにするといいでしょう。
組み合わせによりいろいろな使い方が出来ると思いますので、各自考えてみてください。