[ 前の記事へ ] [ 楽器を作ろう! TOP ] [ 次の記事へ ]

楽器を作ろう!:2007年02月23日

楽器を作ろう!

サブカテゴリ増やしてみた。楽器製作は「楽器を作ろう!」カテゴリに分けます。

ってな事で、タコレレ4号制作に勤しむ。

まずはボディの内側に中付け。

ボディの補強と表板、裏板との接着面積を増やす効果がある。

そして、ここからがようやくタコレレ!表板を切り出す。

タコの腰のくびれの部分がボディより細いが気にしないでください。ここの処理は考えてあります。っていうか、ボディを180度ひっくり返せばピッタリなんだが、さすがに今回はそんな無茶はしない。
サウンドホールの処理もまだ適当。ここもちょっと考えがあって仕上げは後に回した。


ボディはネック側よりもお尻側の方が厚みがあるのが通常。音響的に向かい合う面が平行でない方が良い。ということでこの部分を自分で削れと書いてある。しかも自分で当たりを取る。

お尻側よりネック側を5mm薄く作る。鉛筆で黒く塗った分だけ削るのだ。カッターである程度削ってから、サンドペーパーでひたすら削る。同一平面上に削るのは難しい。しかも当たりはフリーハンド。良いのかこんな事で!

削っては板に合わせ、削っては板に合わせというのを何十回繰り返しただろうか、意外に結構奇麗に削れた。


さて、お次は表板と裏板に力木を接着。

裏板の力木は微妙にRがついていて、両端を挟んだだけだと真ん中が浮いてしまう。説明書には重しを乗せると書いてあるが、程よい大きさと重さのものが見つからず、とりあえずテープを。でも心もとないので、しばらく手で押さえつけてウロウロ。

表板にも貼る。こちらは完全平面で楽ちん。


乾燥させている間に指板にフレットを打ち込む。フレット自体も長い棒状になっていて、まず適当な長さに切らねばならぬ。そして溝に打ち込む訳だが、これがなかなか難しい。

1本目、フレットが波打ってる! これは後で微調整しよう。

2本目、やはり波打ってる! こ、これも後で微調整しよう。

この時点で、フレットレスの方が楽器としてまともなモノが出来上がるのではないのかという思いが、ふと頭をよぎる。

3本目、溝が若干欠けた! 最後まで打ち込んでも簡単に抜けてしまう。失敗だ。説明書には溝が広がってしまった場合は瞬間接着剤を使用と書いてあるが、この時点でフレットレスに決定! 指板はひっくり返してネックに貼る事にした。


さて、ピックアップの出力ジャックの穴を開けなければいけないのだが、テールブロックよりもジャックの長さが短い。なのでお尻からではなく、エレキギターっぽくちょい斜めから出す事にした。補強と厚み調整の為、板を一枚貼る。


さぁ、ここが肝心。ボディとネックを繋ぐのに打棒を使うので打棒穴をボディに開ける。

見事に微妙にセンターを外しました!

説明書には、ボディとネックのセンターがどうしても合わない時は打棒を使わず、接着剤だけでと書いてある。


らじゃ!


まともに完成するのか?!

投稿者:takomasaru // 2007年02月23日 23:35

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://takomasaru.sub.jp/blogcgi/mt/mt-tb.cgi/517

コメント




ログイン情報を記憶しますか?

(You may use HTML tags for style)

[ 前の記事へ ] [ 楽器を作ろう! TOP ] [ 次の記事へ ]